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現場でのこだわり

家づくりのこだわりや現場での出来事

家づくりが行われる「現場」。そしてそこはお施主様の暮らしがスタートする場所でもあります。
私自身がこの「現場」で仕事をするにあたってのこだわりや注意点を書かせていただこうと思います。
また「現場」ではうれしいこともたくさんあるので、そんな出来事や想いも発信できれば。
家が完成するまで、ひとつひとつ丁寧に積み重ねていることを知っていただく機会になればうれしい限りです。

現場でのこだわり

着工前

いよいよ建築工事がはじまる。
この着工前というのは、とにかく準備に気を遣います。
何事もそうですが、結果は準備で決まるもの。
だからこの着工前というのは完成を
しっかりイメージしながら準備する時なのです。
その準備の中でも私が最も注意を払っているのは
『建物の配置』です。
もしここで間違うと最後に大変なことになってしまうから。
特に注意しないといけないことは
隣地との境界をしっかり確認できているか?です。
意外と田舎になればなるほど、
境界がはっきりしていないところもまだまだ存在します。
また古い土地になればなるほど、公図もない、
使われ方も役所に申請済みのものと実際が異なる。
そもそも大きさが違うということも未だに多々あります。
こうした確認は、やはり『現場を見る』しかありません。
たった10cm、15cmの差でも、
後々大きな影響が出てしまうことなので、
まずは着工前は『現場を見る』ことがとても大切です。
他にも見ないといけないポイントはたくさんあります。
だからいつも気を引き締めて
着工前の準備に取り組むことにしています。

近隣挨拶

着工前には近隣の方々に挨拶させていただきます。
工事をすれば少なくとも近隣に影響がありますから。
だから工事を円滑に進めるためにも、
着工前の近隣挨拶はとても重要なのです。
現場の敷地内で起こった問題は
こちらで責任を持ってなんとでもできますが、
仮にご近所にご迷惑をかけてしまうことになると、
これから住まわれるお客様にとって
何らかの影響があるかもしれません。
工事はただでさえご迷惑をおかけしてしまいます。
大なり小なり近隣に方々には
不快な思いをさせてしまうものかもしれないと思っています。
だからこそ近隣の方々には
事前にしっかりとご挨拶させて頂き、
その結果、お客様が「良いところで建ててもらったね。」
と言って頂けるように努めていくのが
家を建てる者の義務の一つだと考えています。

土地購入の前に現場を見る

お客様が「土地購入」を決断される前には、
必ず私の目で土地を見させていただくようにしています。
それには理由があって、土地には「買って良い土地」と
「買ってはいけない土地」があるからです。
実際に売りに出されている金額は安かったとしても、
家を建てる際、手を加えないといけない土地というものが
多々あります。
そういう手を加えないと建てられない土地は
結局家が完成するまでにかなりのお金が必要になり、
そもそももっと良い土地が買える場合もあるのです。
そのような視点で考えると、
土地探しはかなり奥が深くて、専門的な知識も必要ですので、
弊社でご縁を頂いた方には、
必ず「土地探しのポイント」もご案内するようにしています。

着工

工事が始まる全てのスタート。
問題なく職人さんが当日の作業をできるように、
各職人さんへの事前準備を行っていきます。
具体的には、
事前に注意事項をお伝えし、現場にも赴き注意を促し、
円滑に現場が回るように準備していきます。
最近嬉しいことがあったのですが、ある職人さんに
「Cokaoさんは仮設トイレと水道を準備してくれていて
とても有難い」と言っていただきました。
職人さんが少しでも気持ち良く現場に入れるように。
そんなことを心がけて普通にやっていることなのですが、
この業界では、まだまた当たり前ではないのだなと
改めて気付かせていただきました。

現場進捗

今回上棟見学会を開催させていただくおうち。
現在の工事の進捗状況としては、
屋根工事を終え、外壁工事は下地まで進んでいます。
内装に関しては床を貼り出し、
まだ断熱材が入っていない状況です。
ここで上棟の際、私が注意してチェックしていくポイントは
「現場が綺麗になっているかどうか」です。
無駄なゴミが落ちていないか。
これから使うべき材料の整理整頓はできているか。
現実的には作業中ということもあり、
ゴミが一つも落ちていないということはないのですが、
現場が整っているかどうかが、その会社の力量というもの。
汚い現場はまず「事故が起こりやすい」です。
だから現場はとにかく安全第一。
モノにつまづいたりしてケガするリスクを
とにかく一つでも減らすことが大切です。
また現場は複数の職人さんが作業する場所。
汚い現場に入ると、それを見た職人さんは
「この現場は汚くてもいいんだ」と思うはず。
逆に綺麗な現場だと
「ここの管理者は几帳面だな」と思ってくれて、
緊張感を持って仕事をしてくれるでしょう。
またすぐに使わない材料も多く入れてしまうと邪魔になり、
これも作業効率が悪くなります。
適時必要な材料を入れることで作業効率も良くなりますし、
これを上手くコントロールしていくことこそが
管理者の「腕の見せ所」だと、いつも心掛けています。

引き渡し後の訪問

無事おうちも完成し、お引き渡し後のお話。
Cokaoでは新築のお引渡し後、
特に最初の1年はお施主様にお声掛けし、
おうちを拝見させて頂いております。
やはり住んではじめて気付くことがあると思いますので。
家を建てる前、建ててる最中は気づかなかったことでも、
住みはじめて時間が経つにつれて、気づかれるわけですね。
だから最初の1年は特になのですが、
ちょくちょくお伺いさせて頂くようにしています。
私が以前勤めていた大手ハウスメーカーのような会社では
下請け業者に委託して、
アフターメンテナンスを行っているところもありますが、
Cokaoでは私が必ずお伺いさせて頂きます。
理由はその家を一番知っているのが私だからです。
私以上にそのおうちを知っている人間はいません。
そしてもうひとつ理由があります。
それは純粋にお施主様にお会いしたいからです。
お引渡し前までは何度も打合せをしますが、
引き渡してしまうと、なかなかお会いする機会も
なくなってしまいますので、
こちらが寂しくなってくるのです。
今年のGWも各お施主様のおうちにお伺いしたのですが、
有難いことに、みなさんいつも温かく迎え入れてくれて、
私におうち自慢をしてくれます。
自分が携わった家をこんな風に言うのは、
少々口はばかるのですが、
我ながら「良い家だなぁ」と実は秘かに思っています。

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