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現場でのこだわり

家づくりのこだわりや現場での出来事

家づくりが行われる「現場」。そしてそこはお施主様の暮らしがスタートする場所でもあります。
私自身がこの「現場」で仕事をするにあたってのこだわりや注意点を書かせていただこうと思います。
また「現場」ではうれしいこともたくさんあるので、そんな出来事や想いも発信できれば。
家が完成するまで、ひとつひとつ丁寧に積み重ねていることを知っていただく機会になればうれしい限りです。

現場でのこだわり

現場進捗

今回上棟見学会を開催させていただくおうち。
現在の工事の進捗状況としては、
屋根工事を終え、外壁工事は下地まで進んでいます。
内装に関しては床を貼り出し、
まだ断熱材が入っていない状況です。
ここで上棟の際、私が注意してチェックしていくポイントは
「現場が綺麗になっているかどうか」です。
無駄なゴミが落ちていないか。
これから使うべき材料の整理整頓はできているか。
現実的には作業中ということもあり、
ゴミが一つも落ちていないということはないのですが、
現場が整っているかどうかが、その会社の力量というもの。
汚い現場はまず「事故が起こりやすい」です。
だから現場はとにかく安全第一。
モノにつまづいたりしてケガするリスクを
とにかく一つでも減らすことが大切です。
また現場は複数の職人さんが作業する場所。
汚い現場に入ると、それを見た職人さんは
「この現場は汚くてもいいんだ」と思うはず。
逆に綺麗な現場だと
「ここの管理者は几帳面だな」と思ってくれて、
緊張感を持って仕事をしてくれるでしょう。
またすぐに使わない材料も多く入れてしまうと邪魔になり、
これも作業効率が悪くなります。
適時必要な材料を入れることで作業効率も良くなりますし、
これを上手くコントロールしていくことこそが
管理者の「腕の見せ所」だと、いつも心掛けています。